ベイシス ブログ

ステアリングの回しかた(サーキット初心者編)

こんばんわ!中西です。
先日、サーキット走行のお問合わせが多いとブログで書きましたが、
最近では、

「どうやってステアリングを持てばいいの?」
「どうやってステアリングを回せばいいの?」

というご相談も頂きます。

ホントに初心者向けの簡単なことなんですが、
サーキット走行する時のハンドルの持ち方は大体こんな感じです。

DSCN7520.jpg

場所でいうと10時10分あたりを握りマス。
握り方は親指に力を入れるのではなく、
小指の薬指くらいでハンドルを握る感じですね。
あと、手の甲が自分の方へ向く感じがベストです。

ダメな例はこちら↓

DSCN7529.jpg

DSCN7530.jpg

持つ位置もダメですし、握り方もあんまりよくありません。

更にステアリングのさばきかたですが、
右コーナーの場合は左手で、
ステアリングを押すように曲げるといいですね。

DSCN7521.jpg

右手で引くのではなく左手で押し込む感じです。

左コーナーの場合は右手で押し込む感じ。

DSCN7523.jpg

同じく左手で引いてはダメです。

あと、送りハンドルは原則禁止です。

DSCN7524.jpg

タイトコーナー等でどうしても切り幅が大きい時は仕方ありませんが、
送りハンドルをすると、カウンターを当てる時に、
適正なカウンター量が分からなくなり、
危険な状態に陥ることがあるので要注意です。

送りハンドルが多いドライバーにありがちなのが、
シートポジションが遠すぎる傾向にあります。

「じゃあ、正しいシートポジションってどこよ?」

という話なんですが・・・

ボクが一つの目安にしているのは、
シートに座って背中と背もたれにキッチリつけて、
ハンドルの頂点を持った時に、少し肘に余裕がある感じがいいと思います。

DSCN7527.jpg

こんな感じが一つの目安ですね

これだとシートが遠すぎます。

DSCN7528.jpg

これだけ遠いと送りハンドルの原因になってしまいますので、
もう少しシートを近づけた方がいいですね。

今回はホントに初心者のかたに向けたステアリングの持ち方です。
上級者はまた違った理論もあると思いますが、
最初はこんな感じでサーキット走行を始めるといいと思います♪

ちなみにボクはプロドライバーではないので、
そんなに速く走る方法は教えることができませんので、
ご了承ください(笑)