こんばんわ!中西です。
こちらWAKOSさんの新製品RECS(レックス)。
??なんですかこれ?
一言で言うと「ガソリンエンジン吸気系洗浄システム」
なんです。
最近の輸入車のエンジンは直噴化が進んできましたが、
どうしてもポート噴射に比べて、筒内噴射はインテークバルブにカーボンが、
溜まりやすい傾向にあるんですね。
なぜ筒内噴射がバルブにカーボンが溜まりやすいのかというと、
ポート噴射の場合はガソリンに含まれる、エンジン洗浄成分により、
インテークバルブもある程度は掃除されます。
が、筒内噴射の場合はインジェクターが直接シリンダーに噴射するので、
インテークバルブの洗浄はほとんどできません。
インテークバルブにカーボンが蓄積すると、燃費の悪化・パワーダウンなどを引き起こし、
更に症状が進むとバルブの開け閉めが正常にできなくなり、インテークバルブのガタつきや、
最悪は圧縮低下を引き起こしてヘッドOHというケースも招きます。
カーボンが大量に付着したインテークバルブの例です。
こうなるともう最悪デス。
そういったケースを未然に防ぐために開発されたのがWAKOS・RECSです。
インテークマニホールドの負圧部分よりこの液体を吸わせます。
これが専用の点滴キットです。
これでインテークマニホールドからRECSの液体を吸わせます。
吸入された洗浄液は空気と混ざり、インテークマニホールド内部を通過して、
吸気バルブからピストンシリンダーに蓄積した、カーボン・ワニス等の汚れに浸透します。
もちろんテスト車両はBASIS・GOLF5。
いつも色々な実験台になってくれてアリガトウ(笑)
デモカーとして実に活躍してくれてます。
ポタポタと約20分ほどゆっくりとインテークマニホールドに吸わせていきます。
この間はずっとアイドリング状態。
すでに煙がモクモクでておりますね。
これはカーボンと洗浄液が燃えている証拠です。
注入が終わると2000rpm~3000rpmでレーシング致します。
更に煙がモクモク出ます。
約5分くらいして完了!
そのあとはロードテストして作業終了です。
WAKOSさんのデータですと、これでかなりのカーボンが落ちるそうです。
できれば施工後はエンジンオイル交換もしておきたいですネ。
そのあとは同じくWAKOSさんのフューエル1をガソリン満タン時に1本入れておけばOK!
WAKOSさんのレポートではフューエル1の注入で更なる効果が出るそうです!
RECS施工時間は30分ほどですので、気になる方はお問い合わせお待ち致しております。