こんばんわ!中西です。
COXさんより画期的な牽引フックが発売されました!
“COX Racing Towing Strap“!
製品仕様
■牽引部を布製(ストラップ)色:赤 としました。他の色バリエーション展開も検討中
■布製にした事により”公道”での使用も可能となります。(突起させない事が前提)
■シャフト部を調整式として、競技での使用の場合はバンパーを破損させない位置に調整可能
■牽引能力が2t(試験済み)
■シャフトを専用設計として、既存(純正)フックと同様の取付を可能としました。
■特許出願中
今までも牽引ベルトは汎用でありましたが、ステーを溶接したり、
強度を考えたりと色々と問題がありました。
しかしこのベルトは純正の牽引フックの穴にねじ込むだけ!
金属製ではなく布製ですので、高い安全性とファッション性を両立。
ドレスアップアイテムとしても、コレ絶対使えると思います♪
もちろん実際のレーシングカーと同じ仕様ですので、
実用性も問題ありませんので、見た目と機能を両立されたいユーザー様にはピッタリだと思います。
現在好評予約受付中ですので、皆様の御注文お待ち致しております!
ところで今日はかなり珍しいお車が入庫致しました!
RUF930CTR!通称イエローバードです♪
メチャクチャボディも綺麗でアイドリングも超安定!
凄く程度のいいCTRです。
エンジンルームもビカビカ!
オーナー様の情熱を感じます。
現行の水冷ポルシェもカッコいいですが、
コンパクトかつショートホイールベースの、
じゃじゃ馬空冷ポルシェもカッコいいですよね!
さてさて最近またまたDSGのLSD組込に関してのお問合わせが多いので、
簡単に作業を説明させて頂きます。
丁度今月に一台組込ましたので、改めて説明させて頂きます
まずはDSGを車両本体から降ろしマス。
BASISではよくDSGを降ろすことが多いので、
最近では3時間くらいで降ろしちゃいます♪
そしてDSGを順番に分解します。
一つ一つ慎重に・・・
取り外ししたメカトロ・クラッチ・オイルポンプです。
ちなみに実はDSG本体の中にもオイルストレーナー(フィルター)
が存在しているんですヨ。
ただしこのストレーナーは部品供給がないので交換不可です。
(通常のDSGオイルフィルターとは違います)
順番に分解してケースを開けます。
中身はマニュアルミッションそのものですね。
これがノーマルデフ。
ちなみに赤マル部分がサイドベアリング。
通常、LSDを組み込む時はサイドベアリングを新品に交換するのですが、
DSGはこのベアリングの供給がないので、このサイドベアリングを再利用致します。
ただしこのベアリングは思い切り圧入されているので、
慎重に外さないとベアリング自体を破損し、即終了となるので、
ここが一番リスクの高い作業なんですね。
サイドベアリングを外したら、ノーマルデフからリベットを打ち抜き、
リングギアとデフを分解致します。
この作業も集中力と根気が必要で、何気に凄い時間がかかるんです。
これが取りはずしたリングギア。
綺麗に分解できました。
これがクワイフ製LSD。
ヘリカル式ですので機械式程は強烈なトラクションを発生しませんが、
ノーマルのデフと比
べるとトラクションのかかりは別物です。
クワイフLSDにリングギアと取りつけていきます。
ボルトは全てロックタイトを塗り込み1本1本トルクレンチで締め込みます。
そしてDSG本体にドッキング。
ここまでの作業でほぼ2日かかります。
そしてここが結構肝心!
元々付着している液体パッキンを綺麗に取り除き、
綺麗に面を出しておきます。
この作業を怠ると、あとからオイル漏れ等を引き起こしマス。
あとは降ろした時と同じように積み込んで完了!
もちろんDSGオイルも新油に入替ます。
やはりヘリカルとはいえ、LSDを組みこむと、
コーナリング中のアクセルONの時間が圧倒的に長くなります。
サーキット走行も、更に楽しくなりますヨ!
ただし、LSDを入れてスポーツ走行をする場合は、
かならずESPをオフにしないとLSDの効果が出ませんので御注意くださいネ♪