こんばんわ!中西です
今日は肌寒い一日でしたねー
風邪引かないように気をつけてまいりましょー!
さてさてこちらはO様のフェラーリ430スクーデリア。
「サーキットを走れる足回りにして欲しいんだ」
とのご依頼を頂きました♪
今回ご用意させて頂いたのは、クワンタムのハイエンドモデル、
T3-CRをご用意させて頂きました!
今回のスペックは岡山国際サーキットスペシャルで、
スプリングレートなども決定しました。
スプリングはアイバッハをチョイス
リニアなレート特性と粘りのあるスプリングは、
フェラーリの足元を支えるのにピッタリです。
BASISでもサーキットユーザーのお客様には、
アイバッハERSを使うことが多いですね。
前後ショック共に、リザーバータンク付き。
こちらはショックのハイスピード側の減衰力を調整できます。
まずはフロントから交換。
ショックの根元に装着されているダイヤルが、
ロースピード側のアジャスターで、
別タンク側がハイスピード側のアジャスター。
次はリアを交換。
こちらもショックの根元に装着されているダイヤルが、
ロースピード側のアジャスターで、
バンプ・リバンプ同時変化しますが、
主にはリバンプ側が変化いたします。
こちらは細かな振動に対して、ダンパーの動き出す、
レスポンスを調整することができます。
そして別タンクに装着されるダイヤルが、
ハイスピード側のアジャスター。
こちらはバンプのみ変化します。
サスペンションが大きくストロークする時、
バンプ側の減衰がしっかりと立ち上がり、
車両の動きを安定させてくれる効果があります。
数度のロードテストで車高を微調整して、
アライメントも調整します。
フェラーリ全般に言えることですが、
見た目の車高より、走りを重視した車高セットが重要。
ハイパワーのミッドシップマシンを、
限界領域でコントロールするため、
車高はミリ単位で調整しないと、
とんでもなく扱いにくいマシンになります。
その為には前後のトー、そしてキャンバーも重要。
今回はサーキットへふったセッティングにしましたが、
基本的には少し弱アンダーセットであわせました。
バッチリ完成!
撮影させて頂いたときは、街乗用のホイールですが、
サーキットを走行される時は、専用のホイールに交換します。
前後車高バランスとアライメント、そして的確な減衰セットで、
サーキットを楽しく、そして速く走行することができます♪
これから涼しくなりますので、サーキットが楽しくなりますね!