こんばんわ！中西です。
今日は夜から随分と冷えこんで来ましたねー！
明日は更に寒くなるそうなので、体調管理に気をつけましょう。
さてさてこちらはT様のFIATグランデプント。
「車検と足回りのリフレッシュよろしくね」
とのご依頼を頂きました。
ブログには掲載しきれませんが、
毎月車検はコンスタントにご入庫頂いており、
本当に感謝致します♪
もちろんBASISではきっちりと分解して点検を行いますので、
ご安心してお任せくださいませ。
距離が50000km手前まで来てましたので、
タイミングベルトを交換させて頂きました。
イタリア車は大体50000kmまでに交換が必要です。
テンショナーのトラブルで、タイミングベルトが切れて、
エンジンが壊れてしまうケースが多いですからね。
ウォーターポンプを交換しようと思ったら、
どうもオーリングが見当たらないので、
調べると液体パッキンでした。
ドイツ車だと、ほぼオーリングを使うのですが、
この辺りがイタリア車特有の作りですね♪
ただし古いパッキンの掃除が大変なんですけどね（苦笑）
足回りのリフレッシュにはこちらを使います。
乗り心地に定評のあるKONI・FSDです。
今回はお客様の使用環境も考慮して、
グランデプントアバルト用をチョイス。
足回りの構造はシンプルですので、
比較的交換作業は簡単です。
車高などは変わりませんが、普通のプント用に比べて、
少し減衰特性が違います。
アライメントでトーもキッチリとあわせます。
その他エンジンオイルやクーラント、
スパークプラグ、エアクリーナー等、
基本的な消耗品は全て交換して、
無事にリフレッシュ＆車検が完了。
まだまだ大切に乗り続けてくださいね♪
こちらはT様のパサートV6。
「室内からオイルの焦げた匂いがするんだ」
とのご相談を頂きました。
原因箇所はV6エンジンにありがちな、
チェーンテンショナーのパッキンから、
大量にオイルが漏れ出してました。
バルブタイミングを調整する為のパーツなんですが、
ここの下側のパッキンからよくオイル漏れします。
で、ここのパッキンを交換するのは中々やっかいでして・・・
丸印の特殊工具をセットして、
チェーンテンショナーのテンションを抜いて、
カムシャフトなどを外してまいります。
カムホルダーとカムシャフトが外れました。
ちなみにV6なんでこの作業が×2必要となります。
カムも全部外して、あとは周辺に残った汚れなどを、
綺麗に除去してまいります。
当たり面を綺麗に掃除してから、
パッキンを組み付けしないと、
またオイル漏れしますので、これは基本中の基本ですね。
時間はかかりましたが、オイル漏れもバッチリ修理して、
作業は完了です♪