こんばんわ!中西です。
耐久の総合優勝の余韻に浸るまもなく、
お盆前に沢山頂いております、作業をガンガン進めさせて頂いております♪
フェラーリ458スペチアーレもご入庫♪
眺めてるだけで酒呑めます(笑)
さてさてこちらはK様のポルシェ964カレラ。
車検のご依頼誠にありがとうございます!
964はもう20年超えの車両ですね。
色々な消耗品も限界を超えてます。
例えばディスキャップはクラックが。
点火不良で走行不能になりますから危険ですね。
ツインプラグですからディスキャップも2個必要です。
もちろんディスローターも交換。
最近はダイレクトイグニッションの車両ばかりですから、
ディストリビューターはもう見かけなくなりましたね。
964には定番のタペットカバーからのオイル漏れ。
こちらのお車はしたたるほど漏れており、
非常に危険でしたのですぐさま交換!
写真はロアパート側ですが、同時にアッパーパート側も交換します
タペットカバーG/Kからグロメット類まで全て交換します。
これで片バンクのアッパーロアーが綺麗になりました♪
水平対向ですからもう片バンク分同じ作業を行います。
ちなみにこのあたりの整備にはマフラー脱着が必要ですが、
流石に古いとボルトが固着して折れたりするので、
バーナーで炙りながらボルト・ナットを1本1本緩めてまいります。
炙りすぎるとダメですから慎重に作業をすすめます。
ボルトが折れるとかなり厄介なのでここは慎重に。
4箇所とも破れていたドライブシャフトブーツは全部交換。
RRですのでドライブシャフトブーツは破れにくいですが、
流石に年月を経るとボロボロになってしまいますね。
プラグコードはウルトラブルーポイントコードに交換。
純正は驚くほど高価ですが、純正より性能がよく、
値段も半分以下なので間違いなくブルーポイントできまりです!
プラグホール側は熱害を考慮して、
耐熱チューブを巻いておきます。
古い車は少しつづ手間をかけることで、
通常よりも長持ちしてくれます。
今回はその他外装でテールライトやフォグライトなども交換。
もちろん油脂類は全部交換して車検は無事に完了!
また2年間大切にお乗り下さいませ!
ドイツ車、欧州車の車検整備、故障修理はお任せください♪