ベイシス ブログ

岡山チャレンジカップ2時間耐久の結果

こんばんわ!中西です

4月1日・2日は岡山チャレンジカップ2時間耐久レースに参加して参りました

快晴でレース日和の2日間でございました!

 

今回はエントリー台数が42台でVITAはなんと29台がエントリー

しかも現役GT300ドライバーやらプロドライバー多数

更に若手F4ドライバーやらメーカー系スカラシップドライバーもいるという

超豪華なドライバーが集まったレースでした

 

当日は1時間枠×3本の練習

実はワタクシの66号車は木曜日からエンジン不調問題を抱えておりまして

ライバル達より1秒以上遅い状態でした

ロガーでみてもストレートスピードは176kmそこそこ

このコンディションだと大体他のマシンはトップスピードで183km前後は出るので

5km以上トップスピードが遅い状態でした

(よどみなく回るけどトルク感が薄い状態)

 

とりあえず練習後はできる限りの事をしました

エアマスセンサーやらノックセンサーやコイル・プラグ等

考えられるパーツ全てを交換しました

ぶっつけ本番で翌日の予選に挑みます

 

メンテをしている間に今年から規定サイズのゼッケンに交換

意外と違和感なく収まって良かったです♪

 

4月2日の当日は朝から車検

オフィシャルさん達のお陰でレースができる環境に感謝です

 

予選アタックはAドライバーとBドライバー合わせて25分でアタック!

ワタシがAドライバーなので15分間アタックしましたが

やはりトルク感が薄い状態は改善せずで大苦戦

 

予選結果

総合:28位(42台中)

VITAクラス:22位(29台中)

 

と非常に残念な結果となりました

いよいよ

「今年積み替えたNEWエンジンがおかしいのか?」

とエンジン本体を疑う事になりました

 

決勝までに時間があるので藁をも掴む想いで

VITAのエンジンマネージメントを統括している

セキグチカーズさんのエンジニアさんに診てもらう事にしました

(VITAは自分たちでは一切テスター診断ができない様にされてます)

 

エンジニアさんがECUにアクセスして色々ロギングしてもらい

30分程度診断してもらった結果はなんとVVT(可変バルブタイミング機構)が

全く作動していない事が判明!

 

何故作動してないのかを更に探ると今回のNEWエンジンに付属されている

新品のカムシャフトセンサーが壊れておりました

まさか新品の部品が壊れているとは疑いもせずでした

 

現地でカムシャフトセンサーを調達し修理完了!

スタート進行にも間に合いグリッドにつけました

後ろから数えた方が早いグリッドは屈辱ですがそれもまたレースなので

決勝レースでできる限りの事をやるのみです

 

42台でのローリングスタートは緊張感満載

スタートダッシュを絶妙に決めてどんどん他の車両をパスしていきます

 

エンジンも本調子に戻りましたので毎周回ごとにどんどんオーバーテイク

 

途中軽い接触があったものの

Bドライバーの伊藤選手に交代する時は8位までジャンプアップ!

伊藤選手も自分のスティントをスピンやクラッシュなくキッチリまとめてくれました

 

そして最終スティントのワタクシにもう一度バトンタッチ

残り時間40分程をフルプッシュして1台でも多く抜く事に

 

無我夢中で走り続けた2時間耐久決勝レースでした

そして無事にチェッカーを受ける事ができました!

 

総合:15位(42台中)

VIATクラス:13位(29台中)

と予選順位から同じクラスのVITAを9台抜いてゴールできました

 

エンジン不調の原因がもう少し早く判明していれば

予選順位も上だったのでもしかしたら決勝ももっと良い結果だったのかもですが

それはタラレバなので仕方はありません

 

今回の教訓は新品パーツでも壊れている事もあるということ

確かに一瞬VVTは疑ったのですが

新品エンジンなのでそこは無いだろうという判断でした

まぁでも一般の修理でも新品の部品がマレに壊れている事って

年に1回あるかないかで発生はするんですよね

 

次の参戦予定のレースは5月の鈴鹿クラブマンレースです

また皆様の応援どうぞ宜しくお願い致します♪

さぁ今週も頑張って参りましょー!