こんばんわ!中西です。
今日もお昼は汗ばむくらいの陽気でしたね!
ただし夜は結構寒くなってきたので、体調管理には注意しないといけませんネ。
さてさてこちらはI様のAMG・SLK55!
新規御来店ありがとうございます!
このコンパクトなボディに5.5リッターエンジンを搭載しているのですから、
そりゃ速いですよね!
最大出力360PS・最大トルク510nmを発生させる源です。
テストドライブして思うのは、正にトルクのカタマリ!
猛烈な勢いで加速する様は圧巻です。
AMGシリーズには豪華なブレーキシステムが奢られております。
ただしこのブレーキシステムは少し効きがピ―キ―なんですね。
そこで更なるストッピングパワーと、扱いやすいブレーキタッチを実現するために、
RDDブレーキシステムを前後に装着させて頂きました。
キャリパーにはRACING・BREMBOの堀文字加工を施し、
シャンパンゴールドにペイント致しました。
ONLY・ONEのキャリパーに変身。
キャリパーはフロントに6ピストンタイプをチョイス。
SLK55の車重であれば、この6ピストンがコントロールしやすいですね。
リアには4ピストンタイプのA175キャリパーをチョイス。
こちらもコントロール性が高いキャリパーですので、
リアを中心に使うことが多いですネ。
ローターはフロント380㎜・リア355㎜。
今回はノーマルスリットで製作致しました。
メルセデス系の場合はリアのサイドブレーキがインナードラム方式です。
キッチリとインナードラムの成型もされております。
まずはフロントを装着!
6ピストン&380㎜ローターで豪華さと質実剛健さを兼ね備えたシステムです。
そして同じくリアも装着。
こちらはA175キャリパーと355㎜ローターで、
コントロール性能を重視。
ブレーキが装着完了したら、次はシートを交換。
今回はRECARO最高峰シート・SP-Xを2脚装着。
純正シートの裏にはサイドエアバッグを制御するコントロールユニットや、
シートベルト、ドアミラーを制御するユニットがおりますので、
これらを全て移植せねばなりません。
もちろん一部の配線は製作しなおします。
シートを交換すると、コンソールのS/WでシートヒーターS/Wなんかはいらなくなります。
なので、基板を分解してシートヒーター無S/Wと合体させてスッキリさせました。
これが、、、
こうなりました。
パーキングセンサーS/WとESPのS/Wを移植したわけですネ。
ちょっとS/Wのカタチが変わっているところに気付いた人はエライ!
人には分からないマニアックなカスタムです♪
簡単そうに見えますが、根気と気力のいる作業です(笑)
ちなみにRECARO・SP-Xはノーマルだとこの様なシートです。
アルカンターラとカーボンシェルのRECARO最高峰スポーツシート!
しかし今回はそのシートをI様の
「純正スタイルが好きなんだ」
というご要望から、SP-Xを2脚とも張り替えました♪
レザーは質感の高いものを使用して、座面部分はパンチングレザーで。
更に純正ぽさを強調するために、糸もドイツ製を使いました。
まるでAMG純正でこのRECARO・SP-Xの設定があるように思わせるスタイルにさせて頂きました。
ここにONLY・ONEのシートが誕生!
AMGのシンプルなロゴもI様のご要望で刺繍により再現。
さりげなくブランドを主張させて頂きました
シートを交換してあとはBENZ専用純正テスターDASにて全てをチェック。
シートべルト・エアバッグがキチンと動作するように致しました。
バッチリ完成!
タイトフィットのSP-Xに、コントロール性抜群のRDDブレーキシステムで、
更に走ることが楽しくなるAMGに変身させて頂きました。
Fun to driveとは正にこのことを言うのだと思います。
次回のメニューはホイール交換と、更なるトラクション確保の為、
LSD(ノンスリ)とサス交換を予定させて頂いております♪