こんばんわ!中西です。
昨夜はまたしても自家製ひれ酒に挑戦しました(笑)
ひれの炙り具合や日本酒の温度、アルコールの飛ばし加減など、
色々試行錯誤した結果、4杯目でお店の味に近づきました。
ただ、結構酔っ払って味が分からなくなってきたという噂もあるのですが(爆)
さてさてこちらはM様のAUDI・A4。
「エンジンの調子がメチャクチャ悪くてもう駄目なんだ」
とのご相談を頂きレッカーで運ばれてまいりました。
1番シリンダーのミスファイアと、エンジンの異音がけたたましく、
更に1番の圧縮はほぼゼロ。
これはほぼエンジンブローに近い状態ですね。
これはエンジン積み替えの修理になります。
もちろん新品のエンジンを手配すると、
中古でこの車両が購入できるような金額になるので、
あちこちのネットワークを使い中古のエンジンを見つけました!
走行距離も36000kmでコンプレッションテスト済みで、
テスト結果も良好な固体でした♪
早速積み替え作業開始!
補記類等やフロントセクションなど全てばらばらにしてまいります。
全てを分解したら最後はエンジンクレーンを使って下ろします。
ほぼ一日がかりでエンジンが下ろせました。
エンジンがなくなるとこんな感じになります。
奥に見えるのはATミッション。
そして今度は新しいエンジンを積み込んでまいります。
ただ積み込む前に補記類等を移植しておりまして、
これが何気に時間のかかる作業なんです。
1日がかりでエンジン積み込み完了!
ここまでの作業でほぼ丸3日ですね。
そしてフロントセクションを元に戻して、
エンジンオイル等も交換。
最後にエアコンの真空引きガスチャージして、
ロードテストを繰り返して無事に修理完了!!!
またこれでしっかりと走れる車に生まれ変わりました♪
後日壊れたエンジンを分解して調査。
原因が分からないと気持ち悪いですからね。
最初に出てきたのは折れたバルブスプリング。
恐らく部品不良なのかどうかは不明ですが、
バルブスプリングが折れたのがブローの原因の模様。
もちろんスプリングが折れればバルブとピストンはヒットします。
ピストンにもバルブがあたった痕跡がありました。
タイミングベルトが切れたわけでもありませんし、
エンジンオイルの管理が悪かったわけでもありません。
ただ、今回は不運にもバルブスプリングが折れてしまったことが要因で、
このような結果となってしまいました。
でも程度の良い中古エンジンが安くで見つかって本当によかったと思います。
このように高額な修理になる場合は、中古エンジンを積み替えたほうが、
安価で修理できる場合が多々ございますので、
お困りのお客様は一度ご相談お待ち致しております。