こんばんわ!中西です。
今日は家の周辺で朝方にゲリラ豪雨があったので、
音で眠れず、寝不足の一日でございます・・・
さてさてこちらはO様のAUDI・オールロード。
「オイル漏れの修理と足回りのリフレッシュよろしく」
とのご相談を頂きました。
まずは足回りのブッシュ交換から!
全て油圧プレスで打ち変えます。
今回は左右全10箇所を打ち変え!
この系統の足回りはブッシュが切れやすいのですが、
交換すると本当にスッキリしますね。
何気にウィークポイントのスタビリンク。
ここもよく異音が鳴りますね。
スタビリンクのブッシュだけは供給ありませんから、
この箇所はリンクASSYで交換になります。
激しくハイドロオイルが漏れているハイドロエンジンマウントも交換、
新旧で比べると分かりますが、右(古いほう)は、
これだけ潰れて高さが変わってます!
エンジンマウントを交換すると、アクセルON-OFFでのショックの軽減や、
アイドリング時の振動も抑えられますよ。
そして次はエンジンオイル漏れに着手!
お馴染みのタペットカバーとチェーンテンショナーからのオイル漏れですね。
いつもの如く、可変バルタイのチェーンテンショナー下G/Kかれ漏れてます。
ここを交換するにはカムシャフトを4本とも外して修理します。
前回も違う修理工場で直した形跡がありましたが、
シーラーで簡易修理してあるだけでした。
このシーラーを取り除くのが何気に根気のいる作業なんですよね。
磨耗したタイヤはミシュランパイロットスポーツ3へ。
そして全ての仕上げでアライメント調整!
キッチリと修理させて頂いて、見違えるほどよく走るオールロードに変身しました。
古くなってきている車両ですが、オールロードは人気のある車種なので、
実はBASISでもかなりの修理をさせて頂いております♪
こちらはH様のAUDI・A3。
「走行中に急にエアコンが効かなくなるんです」
とのご相談。
この時期にエアコンが壊れるのは地獄ですよね・・・(汗)
原因はいつものエアコンコンプレッサー。
左が新品で右が故障したほうです
コンプレッサー内部の切り替えバルブが、
スラッジにより固着してしまい、冷媒の圧力異常を起こします。
もちろんスラッジを取り除かないと、完全な修理にはなりませんから、
サイクルクリーンシステムにてエアコンライン洗浄。
これをやらないとまた故障しますので要注意です。
同時にコンデンサーも交換。
もちろんエキスパンションバルブも新品にしております。
後はエアコンラインを真空引きにしておきます。
この状態で一日置いておいて、ライン内部の真空状態が保たれていれば、
修理は無事完了!最後にエアコンガスを規定量入れて、
バッチリとエアコンが効くようになりました♪