こんばんわ!中西です。
夏はやっぱり枝豆!・・・ですが、ワインを呑みたい時に、
枝豆はアテとしてイマイチですよね。
そこで我が家は「枝豆ぺペロンチーノ」にしてアテにしております。
よく冷えたスパークリングワインとも相性抜群でございます♪
さてさてこちらはI様のメルセデスベンツW114クーペ!
「車が真っ直ぐ走らなくて怖いんだ。直して」
とのご依頼を頂きました。
点検していくとブッシュというブッシュが全て駄目。
特にサブフレームのブッシュは引きちぎれて無くなっておりました(汗)
早速サブフレームから下ろしにかかります。
下からミッションジャッキでエンジンを支えておきます。
これが外れたサブフレーム。
もうブッシュはサクサクになってしまい原型ととどめておりません。
驚きだったのはサブフレームを止めていたボルト!
ブッシュが無くなって金属対金属になっていたので、
金属疲労でこんなに痩せておりました!
このままだとボルトが折れて大惨事になるところですね(汗)
ベンツの凄いところは、40年以上前の車両でも、
まだまだ純正パーツが供給されるところですね!
7割くらいは日本国内にあり、
残り3割もドイツ本国から取り寄せして、
交換したい部品は100%揃えることができました。
アームブッシュ類も全て交換します。
全部純正で揃うのが素敵♪
サブフレームブッシュも交換完了。
ついでにエンジンマウント類も交換です
ガタつきが多かったタイロッドやステアリングダンパーなども全て交換
ボールジョイント類も全て交換
これでハンドリングもシャキッとします。
ハブベアリング等回転系もリフレッシュ!
こういう個所にはNEUTECハイパーMPグリスがいいんです。
高温になってもグリスの粘度が保たれるので、
ベアリング等を傷めません。
ハブベアリングはテーパーローラーなので、
入念にグリスを馴染ませておきます。
こういう一手間がベアリングを長持ちさせてくれるんです。
肝心要のショックはKONIクラシックをチョイス。
まだ純正ショックも入手可能でしたが、
やっぱり旧車にはKONIクラシックが似合いますし、
走行性能もこちらのほうがいいとおもいます!
足回りを完全リフレッシュしたことで、
古きよき時代のメルセデスが復活しました!
40年以上前の車でも、エンジンもパワフルで足回りもシッカリ。
これが本当のドイツ車なんだなぁとつくづく感心させられました。