こんばんわ!中西です。
今日はあまりの暑さにガリガリ君を3本も食べてしまい、
自己嫌悪に陥っております(笑)
だって美味しいんだもーん♪
さてさてBASISのレーシング部門?とも言えるBASIS・RACING。
Tシャツが完成致しました!↓
今年はGTI・CUP2010を戦いますので2010年バージョンです。
もちろんスポンサー様の名前も全て入っておりますよ!
ちなみに白・ブルー仕様も作りました♪
サイズはS(女性)・M・Lとあります。
お値段は1枚¥1800で販売致しておりますので、
「しゃーない、買うたろ」
というお声お待ち致しておりますっ!
本日はそんなGTI・CUPカーにDSGオイルクーラーを取付致しました。
まずはバンパーを取り外します。
流石のオゾエ工場長、一瞬でフロントバンパーを外してしまいました。
次は純正の水冷式DSGオイルクーラーを取り外します。
外したところにオイル取り出しのアタッチメントを取付。
レッドアルマイトがレーシーですね。
機能パーツは見た目も重要です。
アタッチメントを取付たらトルクレンチできっちり締め付けます。
面圧を均一にしたいのでこの辺りは慎重に行います。
そして配管をセット。
コルゲートチューブで保護された中身はもちろんステンメッシュホース。
純正の水冷式オイルクーラーのIN・OUTのホースには、
キッチリとフタを致します。
これもブルーアルマイト処理で綺麗ですね
次はコアを取付。
空冷コアの大きさは12段の250㎜×170㎜。
このサイズならきっちりこのスペースに収まりますね。
裏からみたところ。
左フロントフェンダー内部に綺麗に収まりました。
左のメッシュダクトは穴開け加工して通気口を確保。
これだけはワタクシが頑張って穴を開けました(笑)
そしてバンパーなどを元通りにしたらDSGオイルを交換。
実際は継ぎ足しでも大丈夫ですが、
次回のレースに向けて新油に致しました。
外から見ると分かりにくいですがこの部分に収まります。
スポットクーラーを当てて風のとおりかたを確認します。
そして走行テスト!
もちろんVCDSで温度を確認しながら走ります!
気になる結果は・・・
純正水冷式オイルクーラーの場合
①ギアボックス油温:93℃
②ECU測定油温:94℃
③クラッチ油温:93℃
今回の空冷式オイルクーラーの場合
①ギアボックス油温:64℃
②ECU測定油温:61℃
③クラッチ油温:75℃
※気温35℃・平均速度30kmで走行風が当たる状況です
数字を見てもわかるように明らかに冷却されてますね!
スルドイかたは数字を見たらわかると思いますが、
純正水冷式オイルクーラーの数字です。
93℃前後ということはこれはいわゆるクーラントの温度と同じなんですね。
結局はクーラントの温度の上昇につられてDSGオイルの温度も上がるということです。
これを空冷式で切り離すことで、DSGオイル単体で冷やせますし、
もちろん切り離されたクーラントの仕事量も減るので、
水温の上昇制御にも影響が出るはずです。
結局は2.0Tエンジン(GOLF・TTなど)は
エンジンオイル温度・クーラント温度・DSGオイル温度が
つられて同じように上昇するので結果悪影響になるんです。
これだけ冷えれば、間違いなくDSG制御に頭を悩ませずに
サーキット走行ができると思います。
またストリートでも熱害によるミッション内部のハーネス破損
を防止する効果もありそうですね。
今から次戦の富士が楽しみになってきました!
しかし筑波ラウンドが終わり、短期間でこのDSGオイルクーラーを製作された。
COX技術部の吉永氏に最大の拍手を送りたいと思いマス!!
吉永さんありがとうございます!
この場を借りてお礼申し上げます。