こんばんわ!中西です。
今日の宝塚は雨が降ったりやんだりのイマイチスッキリしない一日でしたね~
ところで6RポロとA1が並んだので記念撮影。
カタチは違えどシャ―シや足回りが同じ、いわゆる「兄弟車両」
こうやって見るとやっぱりどこか似てますよね!
お互いとてもイイ車です♪
さてこちらはH様のAUDI・TT・2.0TQ。
これからこのTTでサーキット走行を楽しまれますので、
サーキット向けにアシ・ブレーキを強化致します。
まずはサスペンションから。
今回セットさせて頂くのはI-SWEEP・コンペティション。
今回は通常設定のコンペティションではなく、
BASIS-RACING特注モデルでございます。
スプリングのレートも変更して、ショートストローク加工、
減衰特性まで全て変更をかけたI-SWEEP×BASIS-RACINGスペシャル仕様です。
スプリングレートはヒ・ミ・ツ♪(笑)
ちなみにBASIS・GOLF5GTIは更にレース専用スペシャルです。
ボクの理想を全て実現してくれたI-SWEEPコンペティションですので、
サーキットを走行されるお客様には自信をもって特注仕様ができるのです。
早速取付開始!
フロントは全長調整式ですので、ストロークにも余裕を持たせることが可能。
ただ、なんでもかんでも全長式がイイと言うわけではなく、
全長式はショックの容量が少なくなるというデメリットもあります。
もちろんショートストロークですので、
あまりアシは伸びません。
それなりにサーキット走行を経験されていらっしゃる方でないと、
逆に乗りにくくなります。
H様はサーキットのご経験が結構ありますので、最初からショート加工にしております。
次はブレーキに着手!
お馴染のブレンボ6ピストンキャリパーにRDDマルチスリットローターの組み合わせ。
キャリパーはドレスアップ効果も兼ねて、堀文字加工&ペイント塗分致しました。
ブラケットの精度・ローターの精度共に最高レベルですね。
リアは同じくRDDビッグローターキットをセット。
ブレーキのバランスをとるための必須アイテムです。
特に加工など必要なく綺麗に装着できます。
これぞ車種専用キットの素晴らしさですね!
RAYS・TE37SL・BASISリミテッドとの組み合わせもバッチリ!
ホイールの奥にギッシリとブレーキが詰まっていてカッコイイですね!
ちなみにRDDのブレーキは慣らしが重要。
何度かに分けてブレーキングを繰り返して、
ローターとパッドをなじませてローター表面に皮膜を作っていきます。
そのうちローター表面が綺麗な黒光するようになれば、
しっかりとした皮膜が形成されている証拠です。
初期の慣らしはワタクシが責任を持ってさせて頂いておりますのでご安心ください。
その後の走り方についてもお客様にレクチャーさせて頂きます。
リアディフューザーはマットブラックとボディ色で塗り分けしました。
中々戦闘的なスタイルになったと思います♪
車両管理もキッチリと。
DEFI・アドバンスBFのブースト計と油圧計を装着致しました。
後はアライメント調整。
コーナリングのターンインで向きがしっかり変わるようにセッティングしました。
リアキャンバーの設定でサーキット走行時のTTは驚くほど車の性格が変わりマス。
サーキット走行の必需品も忘れずに。
実は御世話になりたくないアイテムナンバーワンなんですけどね(苦笑)
バッチリ完成です!
クワトロのトラクションを生かしながらも、
素早く車の向きが変わるようにセッティング致しました。
走る・曲がる・止まる全てのバランスが高次元で確率されたマシンです。
来週に岡山国際サーキットへ練習に行かれますので、
また走行後のインプレ教えてくださいネ!