ベイシス ブログ

☆☆☆BASIS忘年会のお知らせ☆☆☆

こんばんわ!中西です。

今年も残すところあと1ヶ月少しとなってまいりました!

いよいよ忘年会シーズン到来ですねっ!

 

そこでBASISでも忘年会を開催いたします!

 

☆第2回BASIS忘年会☆

 

日時:2011年12月10日

場所:SALVATORE・CUOMO梅田店・The BAR

HP:http://www.salvatore.jp/restaurant/thebar/index.html

時間:19:00~21:00

会費:1人¥5000程度

参加方法:info@basis.vcへ忘年会参加希望と書いてお名前と参加人数を送信してください

      もしくはお店で直接申し込み、お電話での申し込みもOKです

参加締切:2011年11月30日

 

※御参加頂く方には詳細をメールまたは口頭でお伝えさせて頂きます

 

クルマ談義で盛り上がるもヨシ!それ以外の話で盛り上がるもヨシ!

1年の締めくくりを皆様で楽しみマショー!!

 

DSC_8190.jpg

 

DSC_8187.jpg

 

画像は昨年のBASIS第1回忘年会の模様です。

(場所は今回のところとは違います)

是非とも沢山の御参加お待ち致しております♪

 

さてさて本日は先日御紹介させて頂きました、

エッティンガ―GOLF1のエンジンオーバーホール日記です。

 

ようやくヘッドが降りました。

 

P1080073.jpg

 

この時代のドイツ車には珍しい、アルミ製16バルブツインカムヘッドです。

 

インテークマニホールド内部と、ヘッドのインテーク側も研磨されております。

 

P1080078.jpg

 

P1080077.jpg

 

きっと当時のドイツ人?がリュ―タ―で研磨したのでしょう!

やはりこのエンジンはチューニングエンジンであることがうかがわれます。

 

オーバーヒートしているので、まずヘッド面研をする予定でしたが、

よくよく見ると・・・

 

P1080099.jpg

 

1番のヘッドのウォータージャケット周辺にクラックが・・・(滝汗

恐らくヒートしてひずんでクラックが入ってしまったのでしょう。

ウォータージャケット周辺なので致命的です。

ただ同じヘッドはもう手に入らない(と思う)ので、

これを直さなければいけません。

 

しかしこの位置なのでアルゴン溶接が可能なものか・・・

ウォータージャケット内部までしっかりクラックが入ってます。

 

P1080100.jpg

 

とりあえず色々なツテを使い、できそうなところを見つけました。

そこは、L型エンジンチュ―ンで有名なお店です。

とりあえず来週はそこへヘッドを持込みマス。

 

溶接してもらうにはとりあえずバルブ等を全て取りはずします。

しかしここで更に問題発生!

 

P1080080.jpg

 

P1080121.jpg

 

P1080123.jpg

 

1番の付近にクラックが入っていたので、心配していたのですが、

エキゾ―スト側のバルブとバルブガイドがひずんでおりました。

微妙な歪みなので写真では分かりませんが、

明らかに歪んでいるんです。

通常ならバルブガイド打ち変えと、バルブ交換でいけますが、

はたしてこの珍しいエンジンの部品があるかが心配。

 

P1080098.jpg

 

とりあえずバルブもバルブスプリングも全て取りはずしましたので、

来週にヘッドをアルゴン溶接してもらう予定です。

ただしまた今度報告しますが、ブロック側とピストンにもダメ―ジがあるんですよね・・・(汗

ほとんど現存する部品がない、このエッティンガー16Vエンジン、

なんとか甦らせたいのですが、前途多難が待ち受けていそうです!

しかし人間の手で造ったモノだから、人間の手で治せそうな気がします。

気がするだけですが・・・(苦笑)