こんばんわ!中西です。
昨日飲んだ日本酒でこの右側の「姿」
今まで色々な日本酒飲んだのですが、
これは近日中ではかなり美味しかったですね。
基本的に無濾過の純米吟醸なんですが、
山田錦や雄町米のがあったりとかなり気になる栃木の酒ですね♪
さてさてこちらはH様のポルシェボクスター。
年末にノーマルエンジンがブロー・・・(汗)
マイクロスコープで見たら6番シリンダーの内部に大量の金属片。
画像では分かりにくいですが、シリンダーブロックもギタギタです。
もうシリンダーブロックが使いものにならないということは、
このエンジンはダメなんです。
新品エンジンは約300万(汗)
色々なネットワークを使い中古のエンジンを探したところ・・・
出てきました!走行25000kmのケイマンのエンジンが!
中々こんな機会にこんな低走行のエンジンがでてくるとは奇跡ですね。
では積替えてまいりましょう!っていってもミッドシップなんでかなり大変。
最後に下ろしきるときは安全を考慮して二人がかりですよ。
ポルシェは構造上ミッションもくっついて降りますから
かなり巨大な状態になりますね。
これがブローした古いほうのエンジン。
ポルシェはエンジン下ろすとホントに後ろはすっからかんになります。
で、ここからが大変なんですが、
古いエンジンから使える補機類を移植します。
こっちはもう使えるものは外した古いエンジン。
そしてまた元のミッションとドッキングも完了
これでほぼ完成!・・・とはいきません。
今度は積み込み作業が待ってます。
すっからかんのエンジンルームにまた積み込んでいきます。
エンジンクレーンとミッションジャッキを駆使して、
慎重に慎重にに積み込み致します。
もちろん積み込んでから配管や配線などをもとどおりにするのに、
約2日ほどかかります。
後、水冷エンジンで何気に時間がかかるのがクーラントのエア抜き作業。
非常に重要なファクターですから、しっかり最後のツメとして、
時間をかけて作業させて頂きました。
そして無事にエンジンがかかり一安心。
アイドリングも凄く静かで安定しているエンジンで、
本当によかったと思います。
また時間のある時に、このブローしたエンジンは分解してみようと思います。
今後のポルシェのメンテナンスにも生かせますからね♪