ベイシス ブログ

実験台

こんばんわ!中西です。

久々登場のBASIS・A250ですが、
今日からあたらしいガラスコーティングの実験台になる為に旅立ちました。
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かなり強靭な皮膜のガラスコーティングなんですが、
とりあえず自分の車でやってみないと、
お客様にもオススメできないので、また仕上がりなどよければ、
オススメさせて頂きますのでお楽しみにお待ちくださいませ♪
ダメだったら勧めませんので(笑)
さてさてこちらはN様のAUDI・RS4。
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「車検とクラッチオーバーホールと悪い部分全部直しておいてね」
とのご依頼を頂きました。
まずは一番の大仕事クラッチオーバーホールから
普通の車の場合ならミッション下ろすのに一日あればいけますが、
そこはA4のボディにV8を縦に搭載しているRS4ですので、
そうそう簡単に下ろせません。
マフラー全部と、プロペラシャフト、サブフレームを全て外します。
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ここまで分解してようやくミッションが見えてまいりました。
そして慎重にミッションを下ろしてまいります。
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これがエンジンの後ろ(クランクシール側)
クランクシールからもオイル漏れしてましたので、
この際修理してしまいます。
ちなみに、、、
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こんな箇所に水温センサーがあるのですが、
スタッフと、
「も、もしかしてこれ交換するのにミッション脱着!?」
と、思わず仕事柄色々な憶測をしてしまいます(苦笑)
RS4というかAUDIの縦置き系は、
エンジンとミッションがサブフレームの上に載ってますから、
サブフレームを下ろすとエンジンが落ちてしまうのです。
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なので、エンジンハンガーを使い上から宙ぶらりんの状態にしておくのです。
こちらが13万キロ走破のクラッチカバーとディスク。
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ディスクはまだ少し残ってましたが、カバーの爪が変形してきてました。
5000rpm以上でシフトアップしようとすると、
たまにクラッチが切れないことがあったのでこれが原因でしょう。
ミッションハウジング内部も綺麗に洗浄しておきます。
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そしてインプットシャフトをグリスアップして、
先にディスクを通して馴染ませておきます。
基本的な事ですが、こうすることでクラッチも軽くなります。
同時にリアクランクシールも交換。
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エンジンマウントも交換しておきました。
写真には撮影してませんが、クラッチレリーズとマスターも交換してますが、
特にクラッチマスターの交換はかなり困難を極めました(苦笑)
その他破れていたドライブシャフトブーツも4箇所全てリフレッシュ。
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消耗品の油脂類(エンジン・ミッション・デフ・ブレーキ)も全て交換済み。
ちょこっとドレスアップも。
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ウインカーバルブは全てベロフのシリウスLEDターンシグナルに交換。
ヘッドライトにはベロフルマンGTキットを装着!
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今は生産終了になったルマンですが、
最後の在庫1個を装着させて頂きました♪
仕上げはアライメント調整にて完了!
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整備期間は3週間ほどかかりましたが、
クラッチも凄く軽くなり本当に乗りやすくなりました♪
まだまだ大切にこのRS4をお乗りくださいませ!!