こんばんわ!中西です
今日も朝から暑い一日でしたね~
まだまだビールが美味しい毎日ですが(爆)
さてさてこちらはF様のAUDI・A6
「エンジンチェックランプが点いたままなんだ修理して」
とのご依頼でございます
実は先にディーラー様で修理見積されてたのですが、
原因はブランチダクトのカーボン詰まりが原因。
修理方法はエンジン搭載状態で左右ヘッド脱着で掃除するのですが、
この2.8・V6はエンジン搭載状態でヘッドだけ外すのはかなり困難を極めます。
更に大量の部品代金とかなりの工賃が必要なので修理費用も高額になります
色々考えた結果、
「エンジン毎下ろした方が早いし、
安くで済むやんな」
って事でエンジン下ろして修理することになりました
そうこう言うてる間に、
あっという間にエンジン下ろしてしまうカリガネメカには脱帽です(笑)
こちらが下ろした2.8・V6エンジン
ミッション毎下ろしたので宇宙船みたいでカッコいい(笑)
排気ポートにカーボン大量蓄積しております
インテークポートに蓄積するのはよく見かけますが、
エキゾースト側にこれだけ蓄積しているのは珍しいですね。
燃焼状態があまり良くないのかもしれません。
そして今回の主原因がこのブランチダクト
左右バンクのエキゾーストポートに、
合計6個、このダクトがあるのです。
これ何の為のダクトかというと、
環境対策の為にセカンダリーエアポンプから強制的に送られてきた空気が、
このブランチダクトを通じて排気ガスに空気を混ぜ込みます
それにより触媒の加熱が早くなるので排気ガスの浄化効率がよくなるんです
今回はこのダクトがカーボンで詰まってしまったことにより、
セカンダリーエアポンプからのエアーが通過できなくなったので、
エンジンチェックランプが点いてしまったというトラブルです。
走行性能にはあまり影響しないのですが、
環境には全く良くありませんので今回の修理に至りました♪
明日8月21日は月曜定休日となりますので、
また8月22日にお会い致しましょう♪